お酒と葉酸の関係について

お酒を飲むと葉酸が不足しやすい?

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アルコールをよく飲む方は、葉酸不足に注意が必要です。なぜなら、アルコールは体内で葉酸の吸収や代謝、腎排泄を妨げてしまい、さらに、腸肝循環による再吸収を阻害するからです。

過度の飲酒は葉酸の吸収・代謝を妨げる


アルコールの飲み過ぎは、葉酸の吸収を妨げてしまします。

そのことを説明するに当たり、葉酸の吸収のメカニズムについて簡単に触れたいと思います。まず、葉酸を口から摂取すると、胃を通り、小腸にたどり着き、小腸の上部で吸収されて、その後にテトラヒドロ葉酸になり、さらにメチル化されて初めて作用を発揮することができます。

葉酸のこうした代謝は体内のさまざまな部位で行われるのですが、その中でも肝臓で活発に行われます。アルコールを飲むと、アルコールを分解するために肝臓が使われるため、葉酸を代謝するための余力がなくなり、葉酸の吸収率が落ちてしまうのです。

適度な飲酒なら問題はない


アルコールを大量に飲むと、葉酸の吸収が妨げられるなどのデメリットが発生しますが、適度な飲酒であれば問題はありません。さて、そこで問題になるのは、どれくらいの量が適度なのか、ということですね。

結論から言うと、一人一人適度なアルコールの量は違います。目安としては、ビールなら中ビン1本、日本酒なら1合といったところですが、個人差があるため、アルコールを飲んだ時の感覚で判断した方が良いでしょう。

まず、アルコールを飲むと神経がリラックスし、気持ちが緩んできます。人によっては陽気になり、判断力が少し鈍ります。ここでやめるのがベストです。それでも飲み続けると、物事を深く考えられなくなり、理性が低下してきます。この時点では、すでに少し飲み過ぎています。

アルコールの飲み過ぎは葉酸不足になるだけでなく、肝臓を悪くしたり生活習慣病を引き起こしたりします。いったん飲み始めたらどうしても飲み過ぎてしまうなら、飲酒は週2回までにするとか、場合によっては全く飲まないといった決意が必要になるでしょう。

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