葉酸の摂取とダウン症の予防について

葉酸の摂取はダウン症の予防にも効果がある?

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妊娠前、妊娠初期に葉酸を十分に摂取することで、ダウン症の子供が生まれる確率が低くなるとされています。これは、一つには、葉酸が卵子や精子を元気な状態に保つのを助けるため、もう一つとして、受精卵の正常な分裂を助けるためです。以下、一つずつ説明してきます。

葉酸は精子や卵子を健康に保つ


ダウン症の原因の一つとして、精子や卵子が受精する前に、既にどちらかの遺伝子情報に問題がある、という点です。どちらかの染色体の分裂がうまくいかず、胎児がダウン症になってしまうのです。そこで、葉酸は精子や卵子を健康な状態に保つ効果があります。葉酸には強力な抗酸化作用があり、細胞の老化を防いでくれるのです。

妊娠を希望しているなら、妊娠前から葉酸の摂取をしっかりとしておきたいですね。また、元気な精子を生産するために、男性側も葉酸をしっかりと摂取しましょう。

ちなみに、男性でも配偶者の妊娠を希望しているなら、葉酸を3か月前から摂取したいものです。なぜなら、体内で精子が作られるのに3カ月かかるからです。男性の場合、サプリメントからの葉酸の1日の摂取目安量は200μgです。

葉酸は受精卵の細胞分裂を助ける


二つ目のダウン症の原因として、受精卵が1回目に分裂する時に、染色体の分裂に異常が起こってしまうためです。22対ある染色体のうち、21対目の分裂に異常が起こって、本当は2本のところ3本になってしまうとダウン症になります。なぜ受精卵の分裂に異常が起きてしまうのかに関しては不明な部分もあります。しかし、葉酸不足が原因になることがあります。

ここで、葉酸と細胞分裂の関係について簡単にお話したいと思います。細胞分裂にどうしても必要な分子に核酸がありますが、葉酸は、その核酸を合成するのを助けているのです。

もしも葉酸が不足すると、核酸が不足し、細胞分裂に異常が引き起こされてしまうのです。その結果、ダウン症が発症してしまう、ということです。ですから、妊婦さんは受精のその瞬間に葉酸を体内に摂りいれておく必要があるのです。

葉酸を摂取したからと言って染色体異常が100%防げるわけではありませんが、できることは何でもしておきたいものです。

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