授乳中の葉酸の摂取について

葉酸は授乳中も必要?

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一般的に、葉酸の摂取が強調されるのは妊娠1ヶ月前から妊娠3ヵ月までの期間ですが、出産後の授乳期間中も、普通より多めに葉酸を摂取した方が良いと言われています。

授乳中に葉酸が必要な理由


授乳中に葉酸が必要な理由は主に2つあります。ひとつはお母さんの体のためです。女性の体にとって出産は一大事。妊娠期間中、お母さんの栄養は胎児に持って行かれてしまうため、体にはかなりの負担がかかっています。また、出産に伴う身体の疲労や傷の回復も必要。そこで、葉酸は細胞を修復するのを助けてくれるため、出産後にはどうしても必要な栄養素だと言えるのです。

授乳中に葉酸が必要な二つ目の理由は、良い母乳を作るためです。葉酸は造血ビタミンとも呼ばれており、血液をつくる骨髄部分の細胞分裂に貢献し、良い血液を生産するのに一役かっています。母乳は血液から作られるため、良い母乳には良い血液が欠かせないのです。

母乳って血液からできているの?


母乳の原料は血液です。乳房の底の方に太い血管があり、乳線葉と呼ばれる組織が血液中からタンパク質や白血球を取り入れ、乳房内で作られるカゼインミセルという成分と混合して母乳になります。母乳の出が悪い場合、特殊なマッサージをするのですが、目的は乳房の血流を良くすること。

母乳は血液から作られているため、血流が良くないと出が悪くなってしまうのです。同じ理由で、冷え性や貧血があると母乳の出が悪くなります。母乳と血液は直接関係しているのです。

授乳中に必要な葉酸の摂取量は?


妊娠も授乳もしていない成人の場合、1日に必要な葉酸の摂取量は200μg程度です。妊婦を希望する女性の場合300μg。妊娠初期の妊婦さんの場合は480μg。さて、授乳中のお母さんは葉酸をどれくらい摂取すればいいのでしょうか。答えは1日280μg〜340μgです。一般成人の場合よりも多いですが、妊婦さんと比べるとグッと少なくなります。

サプリメントで摂取すれば、今の自分に必要な葉酸の分量をきちんと摂取することができますね。出産が済んでも気を抜かず、しっかりと体調管理をしたいものです。

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