葉酸の摂取による流産の防止について

葉酸の摂取は流産の防止にもなる?

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葉酸の摂取は、ある種の流産を効果的に防止できると言われています。妊娠を希望している女性は、今から葉酸の摂取を始めておきましょう。

流産は妊娠初期に起こることが多い


受精卵が子宮の中で着床したのに、何らかの理由で子宮から離れ、流れてしまうのが流産。流産のほとんどは妊娠の初期に起こることが多いのです。

初期流産の原因として最も多いのは、胎児の染色体に異常がある場合です。これは妊婦の食生活や生活スタイルとは関係なく、受精の瞬間にすでに決まっていることです。染色体異常がある場合、流産の確率はアップします。

しかし、防げる可能性のある流産もあります。例えば、葉酸不足によって神経管閉鎖障害が起き、脊髄や脳に重篤な障害が生じてしまう場合です。流産が多かったある地域で、妊婦に葉酸の摂取を推奨したところ、その地域で流産の割合が大幅に減った、というデータがあるように、葉酸不足は流産を招きやすいことが分かっています。

胎児の基本的な部分が形成されるのは妊娠の初期3カ月。この時期には葉酸不足は禁物です。葉酸を毎日欠かさずに摂取して、胎児の順調な細胞分裂を助けましょう。

葉酸は血液をサラサラにする


他にも、葉酸が流産を減らす理由があります。葉酸は、血中のホモシステインを減少させて血液をサラサラにし、胎児への栄養供給がスムーズになるよう助けてくれるのです。ホモシステインとは、血液中に含まれるメチオニンというアミノ酸が変化してしまったもので、活性酸素を増やす悪者です。

活性酸素が増えると血液はドロドロになり、血管も硬くなってしまいます。すると、胎児への栄養がスムーズに供給されなくなり、胎児の成長を妨げてしまうことになります。そして、最悪は流産を引き起こしてしまうことがあるのです。

ある地域で、流産した女性の血液を検査したところ、血中にホモシステインが多いことが分かったそうです。そんな、悪さをするホモシステインを減らしてくれるのが葉酸。妊婦さんに限らず、葉酸は毎日きちんと摂取したいものですね。

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