妊婦の葉酸摂取が必要な時期について

妊婦の葉酸摂取はいつからいつまで必要?

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妊婦さんが必ず摂取しなければならない葉酸。それは、赤ちゃんがお腹の中で健康に大きくなるためにどうしても必要な栄養素です。葉酸は特に妊娠初期の3カ月間に必要ですが、できれば妊娠1か月前から摂取を心がけておきたいものです。

葉酸が妊娠前から必要なのはなぜ?


葉酸は細胞の修復や再生、ホルモンそのものを作るのに大きく係わっています。よって、女性が妊娠しやすい健康な体を維持するためには葉酸が必要。葉酸が足りないとホルモン分泌がうまくいかず、妊娠しにくいだけでなく、妊娠してから受精卵が育ちにくくなってしまうのです。妊娠を望まれている方は、日々葉酸の摂取を心がけると良いでしょう。

葉酸が妊娠初期に必要なのはなぜ?


卵子と精子が受精してからの3カ月間は、赤ちゃんの体の基本的な部分が形成させる時期です。もしもこの時期に葉酸が不足してしまうと、体の重要な部分…例えば神経管などがスムーズに形成されず、重篤な奇形などが発生してしまう場合があるのです。

妊娠数週間は妊婦さん自身が妊娠に気づかないこともあります。そういうことを考えると、葉酸の摂取は妊娠が発覚する前から始めておきたいですね。妊娠初期の妊婦さんに必要な葉酸の1日の摂取量は480μgです(※厚生労働省では、480μgのうち400μgをサプリメントから摂取し、残りの80μgを通常の食事から摂取することを推奨しています)。

葉酸は妊娠期間中ずっと必要


葉酸不足が深刻な結果を招くのは特に妊娠初期のことですが、葉酸は妊娠期間中ずっと需要が高い栄養素です。なぜなら、おなかの中で赤ちゃんは日々細胞を作り続けているからです。赤ちゃんがすくすくと成長し、健康な状態で生まれてこられるよう、日々葉酸の摂取を心がけましょう。

ただし、妊娠中期・後期に400μg以上の葉酸を摂取すると、子供が喘息になりやすいというデータがあります。そのため、妊娠中期・後期にサプリメントから葉酸を摂取する場合、1日に200μg程度の葉酸でも十分と言えます(通常の食事からでも1日に50μg〜100μgの葉酸は摂取できるので、サプリメントからの摂取が200μg程度であれば、過剰摂取にはなりません)。

葉酸は授乳中も必要


妊婦さんの体は、授乳中も葉酸を必要とします。ただし、必要な摂取量は多少減少します。妊娠初期の妊婦さんは1日に葉酸を480μg摂取する必要があるのに対し、授乳期間中の場合1日の葉酸摂取量は280μg〜340μgです。

ちなみに一般成人の場合、1日の葉酸摂取量は200μgです。なぜ授乳中にも多めの葉酸が必要なのかというと、母乳は血液からできており、良質な血液を作るためには葉酸が必要だからです。また、出産からの体調回復のためにも葉酸が必要になります。お母さん本人のためにも赤ちゃんのためにも、授乳が終わるまでは毎日きちんと葉酸を摂取したいものです。

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